土の種類
基本用土(混ぜて使用するときにベースとなる土)
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赤玉土
粘土質の土を、粒状にして、
通気性を向上さたもの。
多数の孔があるため水もちが良い。
しかも空気の流通が良い。 -
鹿沼土
群馬県の赤城山の火山灰土のが、
栃木県鹿沼地方に降り積んだもの。
比較的砂分を多く含んでいて
畑土の約2・3倍の保水性を持っており、
排水性も優れている。
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軽石
火山噴出物(マグマ)が 細かい穴が
無数に開いた状態で冷えて固まってできた石で
軽くて扱いやすく適度な保水性がある。
また通気性、排水性にも優れており、
鉢底土に使われることが多い。
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水苔
コケを乾燥させたもの。特に保水性に優れ、通気性や保肥力にも優れます。
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川砂
通気性や排水性がよい反面、保水性や保肥力は劣ります。
改良用土(通気性、排水性、保水性、保肥性などを改善するため使用する土)
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ピートモス
シダや水苔が蓄積して、発酵して出来た
強酸性の土。
透水性・保水性がよいが、
一度乾燥してしまうと水を含まなくなる。
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ココピート
ヤシの殻をさいの目に切ったもの。
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腐葉土
朽ちた葉や茎などの有機物が堆積し、
発酵が少し進んだ状態のもの。
主に土壌改良を目的とし水はけ、
水もちを改善するために使用されることが多い。
加熱殺菌してあるものと、そうでないものがある。
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パーライト
黒曜石や真珠岩を高温で焼いて粉状にしたものです。
軽量多孔質で、通気性・排水性に優れますが、保水性や保肥力はありません。
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バミーキュライト
ひる石を焼成したもので、表面にたくさんの穴が空いているので、
極めて軽く、外からの熱を遮断し、保熱効果があります。
通気性・保水性・保肥力にも優れた土です。
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石灰
カキ殻やホタテの貝殻など、動物質のカルシウムを
原料として作られたものを有機石灰といい
石灰石を加工したものを苦土石灰と言います。
酸性の強い土壌に加えて、土を中和してアルカリ性にする為に用いります。