コーヒーの木について
- コーヒーの木
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コーヒーの木は、エチオピアが原産地のアカネ科の常緑樹で
主に アラビカ種 ロブスタ種(カネフォラ種) リベリカ種が存在します。
栽培開始から3~5年程度で白い花が開花、結実するようになり3.5メートル位の高さになります。
開花期間は1日程度と極めて短いです。
結実してから実が熟するまでには半年ほどの時間がかかり、その間は、果実の観賞を楽しむことができます。
栽培方法
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害虫について
葉に針で刺した様な穴が開いたり、白い綿のようなものが付いたり
枝の節、葉の表面がテカ光りしたり、べトべトすることがあります。
これらは、カイガラムシやアブラムシなど吸汁性害虫の食害のあとで、 害虫が寄生している証拠です。
ほっておくと 枝枯れを起こす原因になることがあります。
ホームセンターなどで専用の殺虫剤が売られているので対策します。
また、すす病原菌が繁殖して黒くなるので注意してください。
古くなった歯ブラシなどで落として、スミチオン乳剤などを散布します。 -
ふやし方
挿し木
5月、6月が適期で3節ぐらいの長さの天芽を用います。
葉は蒸散を減らすよう、葉を半分ぐらいの面積に切ります。
種まき
周りについている皮をていねいにむき、一晩水に浸けます。
一晩水に浸けたあと、土に埋めます。
芽が出るまで2ケ月ほどかかりますが、水やりを忘れないよう注意してください。
まき時は、春から秋にかけてで20℃以上の温度が必要です。
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剪定
コーヒーの木は、放っておくと5,6メータ程になるので剪定をしてやる必要があります。
剪定に適した時期は、5月ごろの春です。 -
栽培環境
真夏の高温、強光は避けるが、日当たりを好みます。初夏から秋は戸外、冬は最低10℃以上の温かい室内で管理。
水やり
5月から9月ごろの成長期には、土の表面が乾いたら たっぷり水をあげます。
10月以降は、水やりは、少し乾燥するぐらいがいいようです。
肥料
肥料は成長期の5月から9月にかけて 置き肥をあげます。
植え替え
植え替え時期は、生育が旺盛で痛んでも回復する 5月から8月にがけて2年に1回ぐらいで ひとふた周り大きな鉢にうえかえます。
植え込み材料は、排水のよい土をつかいます。 参考/赤玉土3・腐葉土1・川砂1
また、どうしても鉢を大きくできないときは、古い土を落として痛んだ根を処理して再び植えます。