ブルーベリーを育てよう!!

ブルーベリー栽培!!

ブルーベリーについて

    ブルーベリーの実

    ブルーベリーは、ツツジ科のスノキ属(Vaccinium)の小果樹で北米が 原産地です。 その果実が濃い青紫色に熟すことからブルーベリーといわれます。 品種は、200種以上ありますが 主にラビットアイ系とハイブッシュ系・ローブッシュ系に分類されます。 ラビットアイ系は、暖地向けで、ハイブッシュ系とローブッシュ系は、寒冷地向けです。

品種

  • チャンドラー

    ノーザン・ハイブッシュ。果実が大きい。6月中旬から7月上旬成熟。
  • デューク

    ノーザン・ハイブッシュ。大粒で、豊産種、定評がある。6月上旬から中旬成熟。
  • ティフブルー

    ラビットアイ。中粒で、豊産種、品質も優れている。熟期は8月上旬から中旬。
  • ホームベル

    ラビットアイ。中粒で豊産種、育てやすい品種。熟期は7月中旬~8月上旬
  • ミスティ

    サザンハイブッシュ。中粒で豊産種、株が弱りやすく、こまめな手入れが必要。熟期は6月下旬~7月中旬

ブルーベリーの栽培方法

ブルベリーの花 ブルーベリーは、根を浅く張る性質があり 
そのため鉢植えなどでも比較的簡単に栽培できます。
また 酸性土を好み乾燥に弱いので、真夏の高温・強光は避けて 日当たりの良い場所てそたてます。
7月から8月にかけては、毎日水をやるほうがいいでしょう。
鉢植えの場合、チップを敷き 根の乾燥を防ぐのが良いかもしれません。
特に実がなっている時に水を切らすとしわしわになって実が落ちててしまいます。
しわしわになってきたら直ちに水を与えましょう。
早い段階で見つけた場合、水をあたえると元に戻ることもあります。
 ラビットアイは、同種どうしでは、 あまり受粉しないので他のラビットアイ種の花粉が必要になります。 ハイブッシュは、自己受粉しますが 他のハイブッシュ種の花粉のほうが結実しやすいです。
作業表
ブルーベリーの作業表

剪定
剪定のしかたは年数によって変えます。 路地植えにする場合は、植えつけて一年目は剪定をせず 花芽は取ります。
二年目には、長果枝の先端を切り短果枝を出します。
三年目には、地わきから出てくる新枝の先端をある程度 伸ばしたところで切ります。
込み合ったえだは、根元で切ります。
数年後、幹が古くなると 花芽が付きにくなるので根元で切ります。
剪定の時期
夏剪定
夏:6月下旬 風通しを良くし病害虫の発生を防ぐためにします。
冬剪定
冬:11~2月 実の数を調整するために剪定します。 数を多くつけすぎると樹そのものを弱らせてしまいます。
肥料
3月頃の芽吹き時に芽出し肥、9月頃のお礼肥、11月頃に寒肥を与えます。

植え付け

植え方
地植え
成長すると縦横2メートルほどになるので2メートル間隔位で植えていきます。
鉢植え
鉢植えのブルーベリーは2・3年で植え返します。
一回り大きな鉢に根についた土を崩さす植える場合は、真夏をさけうえかえます。
どうしても大きく出きない場合は、春先か晩秋に 土を三分の一位 落とし植え替えします


用 土

酸性土を好むので通気性・通水性・保水性のよい土を使用します。。
例としては、ピートモス(酸度未調整のもの)を主体に、同じく酸性で水捌けの良い鹿沼土を混ぜ手使用します。

ブルーベリーのふやし方

    増やし方
  • 挿し木

    取り木では、シュートを株分けする事で増やしていきます。
    春の芽吹きの時期または、初夏の新梢の伸びがとまった時期にします。
    直射日光を避け、土を乾かないよう管理します。
    2~3ヵ月程で発根します。

  • 取り木

    ブルーベリーには、根から出てくるほぼ垂直にのびるサッカーと
    地上部の茎からほぼ垂直に伸びるシュートがあります。

害虫について

  • カイガラムシ

    ロウ物質で覆われているため、退治の難しい吸汁性害虫で枝枯れを起こす原因になります。 古くなった歯ブラシなどで落として、スミチオン乳剤などを散布します。

  • エノキワタアブラムシ

    多量の綿毛状ワックスで覆われる綿だらけのアブラムシ。 発生の少ない時は捕殺します。

  • 木自体には被害がないですが、収穫時期に蟻が来て実を食べてしまいます。

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