春菊を育てよう

春菊の育て方について説明しています

春菊

 春菊は、地中海沿岸地域が原産地のキク科の野菜で
春に黄色い花をつけることからこの名前がつきました。
関西では、菊菜と呼ばれることもあります。
匂いが強く 害虫の被害が少なく育てやすい植物です。
チンゲン菜などと混植すれば害虫を防ぐ事もできます。
栄養素はカロチン・ビタミンCを多く含みます。
育て方
種まきの時期:3月~5月 9月~10月
発芽の適温は10~30℃程度
植え付け時期:4月~5月 9月~11月
生育の適温は15~20程度
収穫時期:5月~6月 11月~12月
種まきから20日位で収穫可能
種蒔き
 用意する用土は、排水・保水性のよい有機質の十分な土壌を用意します。
種子は、一昼夜水に浸しておきまます。
植えつける時は、1センチ位の深さでスジ蒔きで均一になるようにパラパラと蒔きます。
春菊の種子は、好光性のなので ごく薄く土をかけ、種がやっと隠れるぐらいにします。
最後に種子が流れないように気をつけながら、たっぷり水を与えます。
種まきから1週間位で発芽します。
間引き
 間引きは、早めにおこなって込み合わないようにします。
本葉が2~3枚になったら生長の悪いものを間引きします。
元気そうなものを残し、3~4cm間隔にします。
本葉が7~8枚になったら、8~10cm間隔になるように間引きします。
間引きをする時に、化学肥料をあたえます。
水やり
 乾燥に弱いので、乾燥状態が続かないように気をつけます。
土の表面が乾いたら充分に水をやります。
収穫
 種まきから20日位で収穫可能です。
背丈が、20から30センチ位になったなら主枝5~6枚ほど摘みとり側枝を生長させます。
あとは、脇から新しい芽が出てきて、再び収穫を楽しむことができます。
ある程度大きくなったら、根元から食べる分だけ収穫していきます。
病気害虫
アブラムシ
アブラムシは、害体長約2~4mmで、群生して植物の汁を吸います。
その為、若葉や新芽のダメージは深刻になってきます。
また、ウイルス病を媒介したり、アブラムシの糞ですす病が発生したりする事もあります。
アオムシ
アオムシは、モンシロチョウなどチョウ目の幼虫で葉の上を移動しながら食害します。
食欲旺盛で葉を食べ尽くして、葉脈だけにしてしまいます。

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